共栄丸共栄丸の釣り入門サイトへ戻る

ご案内

船長に電話090-4047-5517

はじめての船釣り / 01

一つテンヤ真鯛
はじめの一尾まで。

道具の名前も、エビの付け方も。
船長と一緒に、順番に覚えましょう。

まずは「一つテンヤ」から
救命胴衣を着た船長が、竿とクーラーを用意した初心者を迎えるイラスト
このページの目次
01

一つテンヤとは?

エビで、真鯛を誘う釣り。

オモリと針が一体になった「テンヤ」にエビを付け、海底の近くで動かして魚を誘う釣りです。「一つ」は針が1本という意味ではありません。大きな親バリと、小さな孫バリが付いた仕掛けが一般的です。

エサエビを使う
狙う場所まずは海底付近
基本の動き上げて、ゆっくり下げる

共栄丸では、真鯛・カサゴ・ヒラメ・ハタなどが対象です。どの魚に出会うかも、海に出る楽しみの一つ。

基本の釣り方:シマノの初心者向け解説

02

予約と道具

買う前に、電話で確認。

道具のレンタルはありません。

竿・リール・仕掛けなど、釣り道具はご自身でご用意ください。エサ・氷の用意、ライフジャケット、必要な仕掛けは予約時に船長へご確認ください。

予約のときに聞くこと

  • 「一つテンヤが初めてです」と伝える。
  • 集合時刻・集合場所・駐車場所・出船確認の方法。
  • 使うテンヤの種類と重さ、道糸・リーダーの太さ。
  • エビの種類・必要量と用意の方法。氷やライフジャケットについて。
船長に電話 090-4047-5517

道具の名前と役割

下の数値は、一般的なスピニングの入門例です。共栄丸の指定ではありません。購入前に、その日の釣りに合うか確認してください。

竿(ロッド)
一つテンヤ用、長さ2.4〜2.5m前後が一例。使うテンヤの重さに対応したものを選びます。
スピニングリール
2500〜3000番が一例。魚が強く引くと糸を送り出す「ドラグ」が付いています。
PEライン(道糸)
リールに巻く細い糸。0.6〜0.8号・150〜200mが一例。色分けされた糸は出した長さを把握しやすくなります。
リーダー
道糸の先につなぐ糸。フロロカーボン2〜2.5号・3〜4.5mが一例。傷んだら交換できるよう予備も。
テンヤ
針とオモリの仕掛け。重さ違いと予備を用意。船長の指定を優先し、底が分からないときは重さを相談します。
エビ
テンヤの針の大きさに合う、頭の付いたエビ。冷凍・活きエビなど、用意する種類は事前確認。

道具の一般例:Honda釣り倶楽部「一つテンヤの釣り具」

忘れ物チェック

03

出船前の準備

糸の順番を、ひとつずつ。

道糸、リーダー、テンヤの接続図竿とリールから出るPEラインにリーダーを結び、その先にテンヤを付ける。テンヤには親バリと孫バリがある。竿・リールPEライン(道糸)糸と糸の結び目リーダー(先の糸)テンヤオモリ+親バリ孫バリ(小さい針)
一般的な固定式テンヤの構成図。糸の長さ・太さ・針の大きさは実寸ではありません。
  1. 竿とリールを固定。リールの取り付けに緩みがないか確認。道糸を竿のすべてのガイド(糸を通す輪)へ順に通します。
  2. PEラインにリーダーを接続。FGノットなど、PEに対応した結び方を使います。初めてなら購入店で接続を相談し、自宅で結び方も練習しておきましょう。
  3. リーダーの先にテンヤ。接続方法はテンヤの説明書に合わせます。金具へ結ぶ部分は、クリンチノットなどの金具用の結び方を使います。PEとリーダーの結び方とは別です。金具を使う場合は、閉じ忘れや変形も確認。
  4. 結び目・傷・針先を確認。糸がガイドや竿先に絡んだまま、強く引かないこと。針先には素手で触れないでください。
  5. ドラグを確認。魚の引きで糸が出る強さを調節する機能です。締め切らず、出船前に船長へ確認をお願いしましょう。
糸の結び方も練習したい

PEとリーダーの結び目は、魚とのやり取りで力がかかる大切な場所。写真を見ながら陸上で練習し、初回は経験者に締まり具合を見てもらいましょう。

写真で見る「町屋ノット」の結び方(Honda公式)

金具への「クリンチノット」を写真で見る(DAIWA公式)

濡らして締める手順や糸の通し方まで、紹介先の一連の手順で確認してください。糸は指や手に巻き付けず、針を安全に収めて作業します。

04

エビとエビシャキ

エビの下準備が、釣りを助ける。

船上の安定した作業台で、船長と初心者がエビの準備をするイラスト

冷凍エビは付けられる硬さまで解凍し、余分な水を切ります。使う分だけ小出しにし、残りは保冷。頭が取れたものや、身が崩れたものは付け替えましょう。

マルキユー エビシャキ!の実物商品写真。白いキャップのピンク色ボトル商品写真:マルキユー

特におすすめ

マルキユー
エビシャキ!

エビ餌の下準備におすすめの調整材。メーカーは、エビの身を締めてエサ持ちをよくし、変色を抑えると案内しています。

エビが柔らかく、針からずれやすいときの準備に。釣果を保証するものではありません。

メーカー公式の商品・使い方を見る

冷凍エビに使うときの順番

  1. 解凍したエビを容器へ。食べるものとは分けて、エサ用の容器を使います。
  2. エビ全体が浸るくらい注ぐ。細かな分量を自己流で決めず、手元の製品表示も確認してください。
  3. エビは20分が目安。長く漬ければよいわけではなく、硬くなりすぎに注意。オキアミは10分が目安です。
  4. 漬け終わったら液を切る。使用済みの液は説明書に従って処理。船上で海に捨てず、適切に処分できるようにします。

ここでは解凍したエビの使い方を紹介しています。活きエビを生かしたまま使う釣りと混同しないでください。製品は直射日光・高温多湿を避けて保存し、使用時は現品表示を優先してください。

使用手順・時間:メーカー公式の使い方

05

固定式テンヤへの付け方

エビは、まっすぐ。

以下は、尾側に親バリ、頭側に孫バリを付ける一般的な例です。エビを留める金具付き・遊動式など、仕掛けによって付け方は異なります。使用する製品の説明と船長の案内を優先しましょう。

  1. 尾羽根の先を切る。尾の付け根の硬い節は残します。
  2. 親バリをエビに当て、出口を見当づける。尾の切り口から通し、胴の2〜3節を目安に腹側へ針先を出します。針の大きさとエビのサイズが合うことが前提です。
  3. 尾をテンヤまで寄せる。胴体が「く」の字に折れたり、ねじれたりしないよう整えます。
  4. 孫バリで頭を支える。この例では頭と胴の境目付近から頭側へすくうように刺し、針先を出します。針や糸でエビを引き曲げないように。
  5. 最後に形をチェック。針先が出ているか、頭がぶらぶらしていないか、胴体がまっすぐかを確認して投入します。

こうなればOK胴体がまっすぐ。尾がテンヤに沿い、頭も支えられている。

付け直そう胴が曲がる・頭が外れる・針先が身に埋まっている。

孫バリを先に付けてから親バリを通す方法もあります。最初の1匹は船長に見てもらうと、使うテンヤに合った形が分かります。

取り付けの写真:Honda公式のエビ1匹付け手順

06

投入と底取り

まず、海底を見つけよう。

竿先から海へ仕掛けをまっすぐ下ろし、船長が説明するイラスト
  1. 船長の「どうぞ」を待つ。水深、テンヤの重さ、落とす方向を確認。周囲の人と糸の位置を見ます。
  2. 最初は船の近くへ静かに下ろす。投げる必要はありません。キャストは可否と方向を船長に確認してから。
  3. ベールを開き、糸を送り出す。ベールはリールの糸を掛ける金属の輪。スプール(糸が巻かれた部分)の縁に指を軽く当て、糸の出方を調整します。走る糸をつかんだり、指に巻き付けたりしないでください。
  4. 糸がふっと緩む・出方が止まる。これが海底に着いた合図の一つ。聞いた水深や糸の色も合わせて判断します。
  5. ベールを閉じ、余分な糸を巻く。「糸ふけ」は糸のたるみ。たるみを取って、テンヤを少し海底から離します。
底が分からないときは、出し続けない。

糸が斜めに伸びるほど、隣の人と絡みやすくなります。一度回収し、テンヤの重さや操作を船長に相談しましょう。

07

誘い・待ち方・アタリ

持ち上げて、ゆっくり戻す。

1海底に着く
海面海底
2少し浮かせる
海面海底
3持ち上げる
海面海底
4ゆっくり下げる
海面海底

動きを伝える模式図です。持ち上げる幅・待つ時間は、その日の船長の案内に合わせましょう。

底を確認したら少し浮かせ、数秒、竿先に注目。反応がなければ竿を持ち上げ、テンヤの重みを感じながらゆっくり竿を下げます。この沈める動作を「フォール」と呼びます。

ずっと同じ場所に置きっぱなしにせず、船が流れて水深が変わることを意識して、適宜底を取り直します。底に長く引きずると、岩などに針が掛かる「根掛かり」が起きやすくなります。

これも「アタリ」のサイン

  • コツッ、グッ。手元に触る、竿先が押さえ込まれる。
  • ふわっ。沈んでいる途中で、急に重さが軽くなる。
  • ピクピク。竿先や糸に、普段と違う動きが出る。

底取り・糸ふけの考え方:シマノの一つテンヤ解説

08

アワセから取り込み

掛かったら、あわてずに。

初心者が竿を曲げて魚とやり取りし、船長が海面の真鯛を網ですくおうとするイラスト
  1. 変化を感じたら、アワセる。大きくたるんだ糸は素早く取り、周囲に注意して竿を素早くしっかり起こし、針を掛けます。これが「アワセ」です。
  2. 魚が強く引く間は、竿で受け止める。竿を頭の後ろまで立てすぎず、曲がりを保ちます。ドラグで糸が出ている間に、無理に巻き続けたり締め切ったりしません。
  3. 引きが落ち着いたら巻く。糸がたるまないように一定の力を保ち、少しずつ寄せます。「掛かりました!」と声をかけましょう。
  4. 水面では網を待つ。船長の指示に合わせて魚を誘導。竿だけで船へ持ち上げる「抜き上げ」はせず、網で取り込みます。
  5. 針を外す前も確認。もう1本の針がどこにあるかを見て、プライヤーを使用。暴れる魚や分からない魚は、自分だけで触らず船長へ。

誘い・掛け方・取り込み:Honda公式の実釣手順

09

持ち帰りと困ったとき

一尾のあとも、ていねいに。

魚は船長に種類と扱い方を確認してから、用意した氷入りクーラーで保冷。手を洗ってから飲食し、針・刃物・魚のトゲに気を付けましょう。エサ用のエビやエビシャキは食用ではありません。

もう一度釣る前に、エビ・針先・リーダーを点検。糸にざらつきや傷があれば交換します。帰宅後は道具の説明書に合わせて塩分を落とし、よく乾かして収納しましょう。

何度も根掛かりする

底に置く時間が長くなっていないか確認。着底後はたるみを取り、少し浮かせます。掛かったら無理に竿をあおったり、PEを素手で引いたりせず、船長へ声をかけてください。

隣の人と糸が絡んだ

「絡みました」と伝えて、いったん二人とも巻くのを止めます。引っ張り合わず、船長の指示で解きましょう。これを「オマツリ」と呼びます。

エビだけなくなる・アタリが分からない

エビの付け方、頭の残り、針先を確認。余分な糸がたるんでいると小さな変化が伝わりません。テンヤが重すぎる・軽すぎる場合もあるので、実際の仕掛けを見てもらいましょう。

見たことがない魚が釣れた

素手で触らず、船長に確認してください。毒のあるトゲや鋭い歯を持つ魚もいます。種類が分からないまま食べることも避けましょう。

もう一つ、読んでおくと安心船での過ごし方・注意事項

このページは、固定式テンヤとスピニングリールを使う一般的な入門ガイドです。実際の釣り方・仕掛け・海況は船長の案内を優先してください。イラストは説明用のイメージです。

参考:シマノ・Honda釣り倶楽部・DAIWA・マルキユーの公式情報。確認日:2026年9月29日。